2023年12月29日
塔 2022年7月号
里山に桜蕾みて老若の三十三名今卒業す
コロナ禍に二年を過ごし卒業す前代未聞の在宅試験
眼鏡無く少し離して謝辞を読む吾は婆さん、婆さん学生
礼服に真面目顔なる所長より腕にずしりと学士記賜ふ
二枚目と言へど学士記軽からず吾の二年の証となりぬ
吾が内に絡まりたるがほどけゆくその一瞬が学ぶ楽しさ
コロナ禍に二年を過ごし卒業す前代未聞の在宅試験
眼鏡無く少し離して謝辞を読む吾は婆さん、婆さん学生
礼服に真面目顔なる所長より腕にずしりと学士記賜ふ
二枚目と言へど学士記軽からず吾の二年の証となりぬ
吾が内に絡まりたるがほどけゆくその一瞬が学ぶ楽しさ
Posted by ラヴェンダの風 at 19:18│Comments(0)
│塔 短歌